2020年7月20日月曜日

[AkiratoWorks/Mixing/FreeVST] DTM初心者にこそ勧めたいフリーVST

右も左もわからないまま
見様見真似でセルフレコーディングをして
行き当たりばったりでミキシングをしていたあの時の自分に
そっと気軽に差し伸べられる
アドバイスというか情報は「VST(プラグイン)」の存在です。
その言葉に馴染みが無いというのであれば
ギターでいうエフェクターと思ってもらっていいよと付け加えましょう。

無料有償問わず様々なVSTが世に出回っている昨今、
一体何のプラグインを使えばいいのかわからない、、、
そんな駆け出しDTMの方々には
とりあえずこれ入れとけば色々助かるよ、というフリーVST
MeldaProduction  MFreeFXBundle」を紹介します。


 ■MeldaProduction
https://www.meldaproduction.com/MFreeFXBundle 
MFreeFXBundle contains a set of audio effects, which are completely free. Our commercial plugins offer many more features, but these are still extraordinary when compared to most plugins on the market. You can extend the features of these free plugins at any time by purchasing a licence. 
-MFreeFXBundleには、完全に無料のオーディオエフェクトのセットが含まれています。当社の商用プラグインはより多くの機能を提供しますが、市場にあるほとんどのプラグインと比較すると、これらはまだ並外れたものです。これらの無料プラグインの機能は、ライセンスを購入することでいつでも拡張できます。


MeldaProductionは元より有償プラグインを取り扱っているメーカーで、
フリーといえど質の良いVSTがまとめてバンドルで無料配布されています。
各プラグインのプリセットも充実していたと記憶しています。
中でもイコライザーにはお世話になりました。
・MEqualizer (※画像は旧バージョンです)
 MEqualizer is an extremely easy-to-use and powerful 6-band equalizer. With 7 filter types for each band, integrated tube saturation, and harmonics control, we have created an adaptable plugin with a vintage analogue sound. It also provides an advanced visualization including a spectrum analyzer and sonogram
-MEqualizerは、非常に使いやすく強力な6バンドイコライザーです。バンドごとに7種類のフィルタータイプ、統合されたチューブサチュレーション、ハーモニクスコントロールを備え、ヴィンテージのアナログサウンドを備えた適応可能なプラグインを作成しました。また、スペクトラムアナライザーやソノグラムなどの高度な視覚化機能も備えています。 

このイコライザーは画像で見てもらうと早いのですが、
EQバンドの背景に帯域を目安としてセル(図)で表示してくれてます。
再生中は波形も表示されるので知識が希薄でも
直感でどの帯域をどう上げ下げすれば良いのかが理解しやすいです。
(バスドラのビーターはこの辺りを弄ればいいのかな…等)
一丸にミキシングにおいて
「〇〇なら〇〇Hzを上げなさい(下げなさい)」という答えは無いですが、
駆け出しDTMの方にはセオリーを知るうえで助かるかと思います。



以下ブログにてその他各VSTを簡潔に紹介されていたので転載します。
■RykSeb(硫化西部)のblog/Meldaのフリープラグインまとめ
http://ry.ldblog.jp/archives/4360659.html 





あとMeldaProductionは有償プラグインも
急に半額セールとかやるので興味あればそちらもチェックしてみてください。
(とか書いてるこの日も「Eternal Madness Discount」なるものをやってました)

それでは。

👇自分がお世話になった書籍も紹介します

2020年7月18日土曜日

[AkiratoWorks/MovieEdit] EdiusからPremiereProに移行するなら

つい最近までもっぱら動画編集ソフトはEdiusProを使用している私ですが
ソフトウェアの指定での動画編集を受けることも少なくありませんので
満を持してAdobeの動画編集ソフトにも手を出しています。

ただ、
ソフトウェアが変わると「やりたいことは頭の中にある」のに、
操作の仕方が違うために、それをなかな反映させられないジレンマが生じます。

そのストレスの入り口がショートカットキーなのです。

少しでも編集のストレスを軽減させるために
「EdiusからPremiereProに移行する人向け
 簡易Ediusライクショートカットキー配列 」
を作ってみましたので
同じような境遇の方がいらっしゃいましたら
どうぞ使ってみてください。(需要は未知数)

ショートカットキー設定ファイル置き場
https://app.box.com/s/k4izfv511bef13oa6dvfu2tuyqwwdt82
※リンクは予告なく切れる場合がございます。

▶ショートカットキーの設定ファイルは以下に保存してください
Users\[ユーザー名]\Documents\Adobe\Premiere Pro\[バージョン]\Profile- CreativeCloud-\Win\

基本的な操作感に関する部分しか変更していませんので
それ以上をお求めの方は
PremiereProのショートカットキーの設定(Ctrl+Alt+K)から
さらなるカスタマイズをしてみてください。

■参考: Premiere Pro のキーボードショートカット
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/keyboard-shortcuts.html


それでは。

2019年7月22日月曜日

[Review / Gig bag] Gretsch G6119用ギターケース

私はgretschのG6119 というギターをよく弾いてますが、
この通称テネシーローズ(テネシアン)というギターから連想される
一般的な国内ギタリストはおそらく浅井健一やチバユウスケであろうと思います。

その2人が弾くギターに共通するのはfホールが空いていないというところ。
現行テネシーローズでこの形状のものはG6119-62というモデルを指しており
私のG6119と違って少しボディの厚みが少ないです。
所謂セミアコの厚さというやつでしょうか。


一方fホールの空いたG6119。
このギターは「セミアコより厚い、薄めのフルアコ」という
中二階的ボディ厚を持っています。

そのせいで購入当時からギターケース/ギグバッグを探すのには難儀していた私ですが、
若かりしあの頃そもそもセミアコとかフルアコとか
よくわからずギターを弾いていたこともあって、
今まで取り敢えずアコギ用のサイズオーバーなケースに
【G6119の枠をかたどったスポンジ】をはめ込んでギターを運んでいました。


そうしておのずとギター自体が大きな荷物になり
不便ながらも愛用していたわけですが、
最近はケースベルトの部分や細かい装飾に寿命が来ており
新たなギグバッグを検討していました。

またアコギ用を加工すべきか。(…デカイ、工程が面倒)
オーダーメイドで作ってもらうべきか。(…高価、要納期)

どちらもそれぞれのメリットデメリットがあるわけですが
その2択の前に今一度
G6119に合った規制モデルを探してみることにしました。
セミアコ用で探すと Gibson ES335 を前提に作られたものが多く
箱モノギターの中でもかなり薄めに仕上がっているため
フルアコ/ホロウボディ用 に焦点を絞って探すことにしてみました。

検索沼にハマること数時間。
最終的に見つけたのがこちら。

Gibson、ESシリーズの収容を想定したものと思われます。
このギグバッグはセミホロウ用を謳っているのですが
収容内寸 深さ 89mm と、どちらかというとフルアコに最適な仕様になってます。

私はStage1を選びましたがハイエンド向けの Stage3というのもあります。
内外共に堅牢なつくりになっていますが、
重さがStage1(1.5kg)と比べて3.1kgと倍になっています。


G6119に限らず
Gretschのフルアコを所有しているが
ハードケースの重さに苦労している方には個人的に暫定ベストかと思われます。
(ハードケースのカッコよさもあるのですけれどね。)

それではまた。


 

2018年7月29日日曜日

[AkiratoWorks/Movie] Relic Heart / バドラックス - ミュージックビデオ



なぜかBlogに投稿していなかった
自身のバンド、バドラックスの「Relic Heart」を紹介します。

MV公開日は2017年1月。
もう1年以上前になります。

このMVはグリーンバックでクロマキーを利用した映像作品になってます。
今までの動画製作でもクロマキー、ルミナンスキー編集を使ってはいましたが
がっつり取り入れたのはこれが初めてです。



13畳の一般的なリハーサルスタジオにて撮影。
スタジオのつくりにもよりますが全身を入れたグリーンバックの撮影では
自分のカメラでは撮影距離的にギリギリでした。
思い返せばあわよくばもう少し広いスタジオが良かったのかなとも思います。
(予算の兼ね合いもありましたが)

メンバーを一人ずつ複数カット固定カメラで撮っていきます。
ドラムスが一番多く大変だった記憶が。。
省スペース撮影なのでカット録り終る度にドラムセットの配置換えが必要になるんですよね。
 

部屋が広ければカメラとグリーンバックを、ドラムを軸にして回ればいいのですが
スタジオを手配するほうが大変なのでこのように努力でカバーするしかないのです。



撮影にはほぼ必須と思われる照明ですが、
グリーンバック撮影の場合はグリーンを映えさせるために
グリーンバック用の証明も必要ですね。
今回は知識・機材が足りなかったのでグリーンバックに被写体の影が移りこんでしまいましたが
編集で理想の形に仕上げることができました。


光源の数や配置を考慮した撮影環境を意識することは大切。次回に活かしましょう。
ではまた。


2018年6月10日日曜日

[YouTube]YouTubeでうろ覚えるバドラックスギター/RelicHeart篇




リクエストにお応えしまして第2弾を作成しました。
以下動画内で使用した手書き譜面です。
















2017年7月3日月曜日

[AkiratoWorks/Movie] 旅立ちと花/熊代竜太朗

季節は夏を迎えようとしています。
今日は今年の4月に制作したMVをご紹介します。
浅草一声のでかい男、熊代竜太朗のMVです。

そう、季節は夏を迎えようとしています。



今回は音源とビデオ制作を両方手がけました。
ワークフローとしては
すべての収録を1日で(午後イチ:レコーディング、夕刻前~夜:動画撮影)済ませ、
後日音源をミックス、動画編集を経て納品となりました。
動画撮影中は昼間に書き出した仮音源を鳴らしながらの進行になります。

レコーディング自体は弾き語り音源ということもあって時間もコンパクトに時間程度。
ラフな雰囲気で途中ツイキャスで公開レコーディングのような展開もありました。
Recの時点で熊代竜太朗の自由奔放な人間性が出てます。

ギターは2本のマイク(ネックとボディ)と1本のライン入力を録音。
ラインはあくまでおまけ程度で基本的にはマイク二本でサウンドメイクしてます。
本人の希望でクリックは無し。
独特な休符という名の間は後々ミキシングの肯定で詰めていきました。



◆Recording
・MOTU UltraLite mk4
Mic1 : sm57(Gt),AKG C414(Vo)
Mic2 : sm57
Line1 : Guitar Line

◆Movie
・BlackMagicPocketCinemaCamera
 with Computer  F1.2-16C 12.5mm-75mm

・Software
Davinci Resolve12,EdiusPro 7


熊代竜太朗は 『旅立ち』 と 『花』 になにを歌うのか。
彼にしか歌えない彼の言葉を見て、聴いてほしい。




・今回の機材一例

2017年5月12日金曜日

[AkiratoWorks/Movie] ひとくねり/901.(ex.Schneiders)

あいかわらずバンド活動の傍ら、
機会があればライブハウスに潜り込み
BMPPC片手にインディーズのライブを撮っている私です。


今回は当時シュナイダーズという名義で活動していた
901.のライブ風ミュージックビデオを作成したのでご紹介します。
前回同様に公開から大きく時間がたってしまったのは私の怠慢からのラグです。お察し。


撮影の流れとしては
前記事のエルモア・スコッティーズのサイコパシーと同じ段取りで仕上げました。
実際のライブ映像をそのまま使います。
リハーサルでフルコーラス撮り、本番でフルコーラス撮り、
加えて後々編集作業で素材として使えそうな画を録るため指定曲以外にもカメラを回します。
リハ/本番でそれぞれ下手/上手から違ったアングルからカメラを回すことで時間差によるマルチアングルを演出できます。

本人たちの希望でモノクロームにて仕上げました。
彼らの音、中でもギターボーカル シュガーこと野沢黎 の歌声に耳を傾けてほしい。
この一曲、ひとくねり。


◆Device
BlackMagicPocketCinemaCamera
with Computer  F1.2-16C 12.5mm-75mm

◆Edit Software
Davinci Resolve12
EdiusPro 7

※ライブ映像と音源をシンクロさせたミュージックビデオの制作承ります。
通常MV制作料金と比べてリーズナブルに対応しますのでお気軽にお問い合わせください。


◆901.(ex.Schneiders)